伝統や文化を次世代に引き継ぎませんか? 「糸あやつり人形一糸座」がクラウドファンディング

世の中は進歩することが重要ですが、その一方で、伝統や文化を次世代に引き継ぐのは現世代の務めとも言えます。新型コロナは公演や展示など文化や芸術活動にもさまざまな影響を与えました。そうした苦境に直面した文化や芸術活動は支え続けることが必要です。

東京都小平市の「糸あやつり人形 一糸座」(運営:一般社団法人一糸座)も6月30日まで、劇団存続に向けたクラウドファンディング「江戸時代から続く糸あやつり人形の未来を、応援して下さい!」をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で実施しています。

「糸あやつり人形 一糸座」は、江戸時代から続く糸あやつり人形を継承する人形劇団。コロナ禍で、2020年に予定していた国内9公演と、海外5カ国7都市13公演が中止や無期限延期。

表現の場を失い劇団存続の危機に見舞われたわけですが、この困難に打ち勝つため、カフェ併設のアトリエを作り、日本の伝統文化を未来へ残すことに挑戦するそうです。

これまで主催公演前は他の稽古場を借りていたそうですが、アトリエを持つ事で「思う存分う稽古ができ、稽古場賃料の負担もなくなる」そうです。

また、アトリエを持てば、日本の伝統文化を東京都小平市の地元で公演が可能になります。

アトリエにカフェを併設する事で、その売り上げで劇団員の生活を守ることにつながり、その結果、次世代への継承ができることにもなります。

リターンは「アトリエお披露目公演に招待」など多数。詳細はクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で

https://camp-fire.jp/projects/view/406145

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