世界遺産・富岡製糸場で結婚式はいかが? こういう時代だからこそ「人と人との絆を結ぶWEDDING」

世界遺産で結婚式はいかがですか?

日本には現在、23の「世界遺産」があります。世界遺産は、過去から現在へと引き継がれてきた、そして現在を生き人びとが、未来へと伝えていかなければならない人類共通の遺産です。

日本では1993年に登録された「法隆寺地域の仏教建造物」が第1号で、その後「原爆ドーム」「厳島神社」「古都奈良の文化財」など、さまざまな〝宝物〟があります。

その中には、群馬県富岡市の「富岡製糸場」を中心とした「富岡製糸場と絹産業遺産群」があります。

「富岡製糸場」は1872年(明治5年)に明治政府が日本の近代化のために設立した模範器械製糸場で、現在でも当時の姿そのままに残されています。ここから生まれた生糸は、海外に輸出され、海外で高く評価されたそうです。

この富岡製糸場の一角には国宝にも指定されている「西置繭所」があります。

2020年に保存整備工事が完了し、その1階にガラスで囲まれた多目的ホールが誕生しました。歴史のある景観を壊さずに、調和し、活かすことに重点をおいた空間となりました。

その空間に着目したのが、ウェディング企画運営会社「&R」。「生糸は人と人を結ぶ。富岡製糸場で大切な人との結びつきを確かめ、そして、新たに人と人との絆を結ぶWEDDINGを」などとのコンセプトで結婚式を挙げることを企画。

富岡市役所と話し合いを重ね、それまでのウェディングプロデュースの経験から、「貴重な建物を強調し、馴染むように富岡製糸場の世界観を演出」する結婚式を手がけています。

現在、「富岡製糸場ウェディング」として随時募集していて、招待客人数は30人~60人、式費用は300万円〜で、唯一無二の結婚式ができるそうです。 新型コロナ禍で、結婚式さえも難しい状況にもなりましたが、こういう時だからこそ、ほかにはない結婚式もいいですね。

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