最新のロボット技術を体験できる「ロボットと描く私たちの未来」 7月8日から日本未来館で開催

日本科学未来館(東京都江東区青海)は、未来を考える入り口として、「Life(ライフ)」「Society(ソサイエティ)」「Earth(アース)」「Frontier(フロンティア)」の4つのテーマを設定し、それぞれの研究開発の〝いま〟を見せる新シリーズ企画「Mirai can NOW」をスタートさせます。

第1弾として7月8日から8月31日まで、「Society」をテーマにし、移動や対話ができるロボットから最新の卓球ロボットまで、自由な発想から生まれたロボット技術を体験できる「空想⇔実装 ロボットと描く私たちの未来」を開催します。

イベントではソファー型の移動ロボット「poimo(ポイモ)」の試乗を実施。「poimo」は新しいパーソナルモビリティで、用途に合わせた形状のカスタマイズが自由。体験方法は当日、乗車体験会場にて整理券を配布するそうです。

また、私たちの個性や感性にあわせたモノづくりを知ってもらうための「触感メタマテリアル」体験もあります。物質の構造を意図的に変えることで、もともと持っていなかった性質を持たせた物質のことを「メタマテリアル」と呼ぶそうですが、身近な遊具やイスの固さや触感を自由に選びたい、という空想を実現する触感メタマテリアルで作られたイスで、好みのイスの触感を体感できます。

手や指の数を増やしたり、動物の体になってみたり、そんな空想を最新のロボット技術や情報技術で叶えようとする研究も進んでいます。「6本目の指」や「脱着できる身体」といった新たな身体をつけてみると、脳や心にどのような影響を与えるのか。会場では「6本目の指」を動かす体験をしたり、ワークショップを行う日には、レゴで作った「6本目の指」を持ち帰ることもできるなど、自ら実験にも参加できます。

また、まるで旅行代理店での接客担当者のように観光案内をしてくれる対話ロボットなど、企業や大学で研究開発中のロボット技術も公開されます。

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