立体アートが簡単に作れる3Dペン  ナカバヤシがオンライン販売

ペンで絵を描くように3Dアートが作れたら。そんな願いを実現してくれるペンが発売されました。
アルバムなどで知られる「ナカバヤシ」が同社運営ECサイトでこのほど発売した自由に絵を描くように立体作品を制作できる「3D Pen」。初心者でも楽しめるテンプレート付きで、工作やDIYなどのシーンで子どもから大人まで幅広く楽しめそうです。

「3D Pen」は、熱溶解積層方式3Dプリンターの仕組みを利用したもので、プラスチックフィラメントをペン先の熱で溶かすことでプラスチックを立体的に成形することが出来ます。
プラスチックフィラメントはPCL(生分解性プラスチック)を使用し、一般的なABSやPLAと比べ高温になりにくいため、安全に使えます。

また、PCLの特性により、ペン先から出た直後(熱を加えた直後)は柔らかく粘度があるため、固まる前にプラスチックフィラメントを指でならすことで、表面を滑らかに整えることもでき、繊細な表現も可能です。

給電方式はUSBケーブル式で、ボタンで簡単に操作が可能。1クリックで押し出し、ストップを切替できるほか、プラスチックフィラメントの押し出しスピードを2段階で調節できるため、作りたい造形物の構造に合わせて使い分けることができます。

プラスチックフィラメントは全長5mの長さをロール状に巻いているため、交換頻度が少なく連続して使用できます。ただ、「3D Pen」本体に付属するお試し用フィラメントは、全長2~3メートル程度で、色もランダムだそうです。
価格は6,600円(税込み)。

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