コロナ禍で魅力的になったのは「露天風呂付き客室」  阪急交通社の調査で判明

コロナ禍で魅力的になったのは「露天風呂付き客室」がトップ-。阪急交通社がこのほど実施した、コロナ禍で旅行にどのような変化があったのかを探るアンケート調査で、こんな結果が分かりました。

調査は全国の20代以上の男女554人を対象にWebアンケートで実施。
「コロナ禍以降、より魅力的に感じるようになった宿泊形態」について聞いたところ、トップは「露天風呂付き客室」で54.5%。露天風呂付き客室には人目を気にせず好きなタイミングでゆっくりと入れるという贅沢さがありますが、さらに人との接触をできるだけ避けられるというメリットも評価されたようです。

2位は「離れの宿(離れにある客室)」で33.5%。本館とは離れたところにある建物を一棟使える形態ですので、こちらも他の宿泊客との接触を避けやすいという面が人気を集めたようです。

また、「コテージ(一棟貸切)」(24.9%)や「客室数の少ない施設」(23.0%)、「グランピング」(20.6%)といった宿泊形態も20%を超えています。

一方、「コロナ禍において、旅行をする際に選ぶ可能性があるもの」との質問に対しては、「衛生管理がしっかりできている宿を選ぶ」が44.4%でトップ。現在は、Webサイトなどで感染対策を詳細に説明する宿も多いですが、利用者は情報をあらかじめ確認し、安心できる宿を選んでいるようです。

2位は「部屋食や個室での食事ができる宿を選ぶ」で41.9%、3位は「混んでいない観光スポットを選ぶ」で、31.2%、4位は「平日や閑散期を選ぶ」で30.0%となり、いずれも密集や密接を避けるための選択をするようです。

阪急交通社は、こうした結果から「旅行の機会が少なくなった今だからこそ、旅行できる日にはちょっと贅沢に露天風呂付き客室に泊まってみる、人出の少ない日を狙ってのんびりと旅行を楽しむなど、コロナ対策をしながら、今までとは少し違った楽しみ方が味わえる旅行をしてみるのはいかが」としています。

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