今治のタオルのアップサイクルプロジェクト 「残糸でつくったハンカチ」が登場

今治タオルを取り扱う「伊織」展開する「エイトワン」(愛媛県松山市)は、サステナブルな社会とものづくりを考える取り組み「tonari(となり)プロジェクト」を展開しています。
その第1弾としてリリースしたのは「残糸でつくったハンカチ」。伊織オンラインショップや全国の伊織各店で販売しています。

同社の「tonariプロジェクト」は、「少し隣に目を向けると見えてくるものに対して、できるだけ見過ごさない努力をしてみよう」というのがコンセプトで、そのきっかけはタオルづくりの過程で半端に余ってしまった糸がたくさんあったことだそうです。「ふと隣に目を向けると、半端な糸があった」というわけです。

「tonari」 というプロジェクト名には、「目に見えるものだけでなく、それに隠れて見えにくいもののことも少し考えてみる」ということと、「隣に(側に)置いておきたいものをつくることに真摯に取り組み、プロダクトの完成度を高めたい」という二つの想いが込められているそうです。

タオルづくりでは、タオルを織るたびにどうしても半端な量の糸が残りますが、

それらの糸は、本来はどれも1種類のタオルを織るためだけに精錬・染色された専用糸のため、太さも風合いも異なります。そのため、なかなか他に流用されることもなく、多くはタオル工場の倉庫に積み上がって眠っているそうです。

そんなタオル工場の倉庫に眠っていた残糸の中から、相性の良い2色をとなり合わせてつくったのが、手ざわりの良いハンカチ。手に取ると糸の上質さがよくわかるそうです。

少しくすんだバイカラーで、誰でも使いやすいようにいニュートラルな雰囲気に仕上がってしるそうです。 綿100%で、サイズはハンカチタオル(約25センチ×25センチ)。税込み価格は660円。カラーは、Lブルー×ホワイト、Nブルー×Lピンク、レッド×Lグレー、オレンジ×Lグレー、モスG×モカ。

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