人には「好き嫌い」というものがあります。食べ物など「野菜が好き」「魚が苦手」「納豆は食べられない」など、多かれ少なかれ「好き嫌い」はあるものです。

とはいっても、普通は嫌いなものでも少し無理すれば食べることはできますが、中には、嫌いな人は「口に入れるのも絶対にイヤ」「匂いもイヤ」という食材もあります。その１つが「パクチー」ではないでしょうか？

好きな人は大好物、嫌いな人は匂いすらイヤだと、はっきり分かれるのがパクチーです。

そのパクチーの香りの香水が登場するそうですから、これは驚きです。

フレグランスメーカー「ルズ」（東京・品川区）が12月1日に発売する新シリーズ「オードコレクション」の「オードパクチー」と「オードベリー」です。

シリーズのストーリーは「どんな香りか予測は出来ても、それでも試したくなる衝動、抑えきれない欲望」というものだそうですが、確かに「パクチーの香り」と言われれば、試してみたくなる衝動が沸き上がるかもしれません。

その「オードパクチー」は、リフレッシュしたいときに気軽につけられるよう、パクチーと相性の良い花のアブソリュートを加え、儚さを損なわず、香りが軽く、長く残りすぎないフレッシュでライトな香りで、パクチー好きの人に贈る「自分で楽しむ香水」だそうです。

アルデヒドのユニークさを持つ青々としたパクチーの香り立ちから、コリアンダーシードのフレッシュな甘みのある香りへと変化し、ラストは微かなアンバーやムスクと共に穏やかにフェードアウトしていくというものだそうです。

「オードベリー」は、「Kawaii（カワイイ）」を表現した香水。今では少なくなったベリー系の香りで、可愛さと透明感を併せ持つ香りに仕上げているそうです。

「オードパクチー」「オードベリー」いずれも内容量50ミリリットルで、価格は5,500円（税込み）。