リーガロイヤルホテル、和洋の装飾美の幻想的なツリー 職人技がなす「絞りの布と光」のオブジェ
- 2021/11/22
- トラベル
大阪市のリーガロイヤルホテルに12月26日まで、「絞り布」を用いた世界で唯一のクリスマスツリーや、カラフルな絞りのバッグや布をアレンジしたクリスマスリースが飾られています。
1915年創業した「京鹿の子絞り」専門の呉服製造の老舗「片山文三郎商店」の職人が、2カ月以上にわたり一つひとつ手絞りで制作した布を用いたクリスマスツリー「SHIBORI-Chandelier tree」と、彩り豊かな絞りのバッグや布を使ったクリスマスリース。
クリスマスツリー、クリスマスリースはアートディレクター佐藤寧子氏がデザインしたもので、ツリーはメインロビーに、クリスマスリースは正面玄関に飾られています。
ツリーは、伝統職人の技が光る絞り布がシャンデリア3基をまるでベールのように包み込み、絞りの凹凸にシャンデリアのきらめきが反射し、幻想的でありながら優雅で柔らかな光を放ちます。
クリスマスリースには、「片山文三郎商店」の人気商品「Petit bag」を使用。新しいアイデアでファッションとアートが融合した、驚き溢れる作品となっているそうです。
デザインした佐藤寧子氏は、ユーモアとストーリーのある空間づくりをモットーにGINZA SIXをはじめ、全国の有名百貨店やラグジュアリーブランドのウインドウ・VMDなどのディレクション・デザインを行う、Pranks Inc.代表でアートディレクター。
「和と洋」「伝統と現代」。「片山文三郎商店」の職人技と佐藤寧子氏のアイデアが織りなす温かな光のオブジェは、心に柔らかな光を灯すようなクリスマスの装飾として楽しめそうです。