コロナワクチン接種後でも50%が「マスク環境を」 女性は肌への優しさも重視

新型コロナのワクチン接種で2回目も済んだ人は75%近くになりました。そんな中でも、2人に1人が「常にマスク着用、同僚や上司にも着用してほしい」と考えている-。

場所に依存しない働き方を推進・支援する情報を発信するWEBメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所(テレリモ総研)」が実施した「新型コロナワクチン接種後のマスク着用に関するアンケート調査」でこんな結果が分かりました。第6波の発生が心配される中で、マスク着用という基本的な感染対策への意識はあまり緩んでいないようです。

調査は、全国の20歳から65歳のテレワーク、リモートワークを経験したことがある男女1,035人を対象に実施。

「ワクチン接種後、オフィイスでマスクをしているか、同僚などにしてほしいか」と聴いたところ、「常にマスクを着用。同僚や上司もワクチン接種をしていてもマスクを着用してほしい」と回答したのは男性の55.6%、女性の60.2%となりました。

「密になる空間ではマスクを着用する、同僚や上司にも着用してほしい」という回答は男性が20.8%、女性が14.8%となり、これらを合わせると約75%が状況に応じて日常的にマスクを着用する環境を望んでいることが浮き彫りになりました。

「マスク選びで重視するポイント」では、男女ともに最も回答が多かったのは「ウィルス花粉ほこりなどの除去性能」で、男性が49.9%、女性が54.3%でした。

男女で15%以上の差が出た回答が「肌へのやさしさ」で、男性35.2%、女性51.4%となりました。女性は、長時間マスクと肌が触れつづけ、摩擦によって肌荒れに繋がるケースを気にしており、顔周りに空間があり肌に触れにくい立体構造のものなど、肌への負荷軽減が期待できるマスクに関心が集まっています。

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