自転車の廃タイヤをファッションに! サスティナブルなイタリア発ブランド「Cingomma」上陸

自転車の廃タイヤ・廃チューブから生み出すイタリアのSDGsに取り組むエコ&サスティナブルファッションブランド「Cingomma(チンゴーマ)」が日本にお目見えしました。

ヨーロッパで200店舗以上展開されているブランドで、名古屋市の「J-ONE」がこのほど、日本での展開をスタートさせました。

イタリアでは毎年38万トンものタイヤが廃棄処分されていて、そうした状況を改善したいという思いでできたのが「Cingomma」だそうです。

最近は日本でもタイヤから生み出されたファッションアイテムは数多くありますが、使ったいるのはほとんど、車やトラックの大きなタイヤ。

自転車のタイヤチューブはそれらとは異なり、細く、柔らかく、伸縮性もって軽量なため、バッグやベルトの制作に向いているそうです。

裁断や裁縫などはすべて手作業で行われ、防水機能も高くて軽量なアウトドア向きの商品ができるとのことです。また、特殊な消毒・洗浄方法を行っているため、ゴム特有の匂いも少ないそうです。

ウォレットは、性別問わず使える2つ折り+ホック付の財布。素材であるタイヤのデザインは残しつつも、カジュアルに使える仕上がり。内側のデザインはイタリアの街頭にある看板の表面などを利用した日本では見かけないポップなデザインが施されたものもあるそうです。

バックパックは、シンプルで仕事にもレジャーにも使えるデザイン。レーシングタイヤやロードタイヤを再利用しているため、耐久性・撥水性にも優れたタフな仕様です。前面・背面にもジップポケットがあり、調整可能なショルダーストラップには、軽量で丈夫なシートベルトを採用しています。

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