ニッカウヰスキー余市蒸溜所に「ニッカミュージアム」 見学施設を23年ぶりに改修、新コーナーも

北海道余市町にある「ニッカウヰスキー余市蒸溜所」の見学施設「ウイスキー博物館」と言えば、日本のウイスキーの歴史をたどれる施設して、北海道の観光スポットの1つとなっています。

「ニッカミュージアム」は、よりニッカウヰスキーのブランドに触れてもらえるように従来の「ウイスキー館」を刷新。「ブレンダーズ・ラボ」「ストーリー・オブ・ニッカウヰスキー」「ディスティラーズ・トーク」などが新設されました。

「ブレンダーズ・ラボ」は、ニッカウヰスキーのブレンダーが持つ3つの役割「現行商品の味を守る」「既存原酒から新しい味わいをつくる」「未来を見据えて原酒の仕込みに携わる」を映像やパネルで紹介。スペース中央には、千葉県柏市にあるニッカウヰスキーのブレンダー室内に実際に設置されている「ブレンダーズテーブル」を再現し、さまざまな原酒のブレンドや理想の味わいづくりに取り組むブレンダーの日々の様子に触れることができるそうです。

「ストーリー・オブ・ニッカウヰスキー」は、ニッカウヰスキーを代表する4つのブランド「余市」「竹鶴」「ブラックニッカ」「フロム・ザ・バレル」を紹介するコーナー。各ブランドの歴史やストーリー、世界観をご覧いただくことでニッカのウイスキーづくりを知ることができます。

「ディスティラーズ・トーク」は、ブレンダーによるスペシャルトーク映像などを放映するコーナー。ウイスキーづくりに携わるスタッフのウイスキーづくりへの想いに触れることができるそうです。

従来から人気の高かった有料試飲コーナー「テイスティング・バー」も設置し、蒸溜所限定商品を含むニッカウヰスキーのおいしさを味わえるよう、数十種類を用意。スペース中央に実際のポットスチル(蒸溜器)を配し、蒸溜から長い年月の貯蔵を経て生まれるウイスキーの時の流れに想いを馳せながら楽しめる空間となっているそうです。

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