イタリア産のオーガニック「ベルモット」2種登場 17世紀から続くワイン農家が製造

白ワインをベースにして、ニガヨモギ、コリアンダーなどのハーブやスパイスを配合して造られたフレーバードワインのことを「ベルモット」と呼びます。食前酒やマティーニやマンハッタンなどのカクテルに使われます。

「ベルモット」という名前は知っていても、どんなお酒かまでは知らない人もいるようですが、「香草風味の白ワイン」というのが正解で、主にイタリアやフランスで生産されているそうです。

そんな「ベルモット」ですが、オーガニックワイン専門商社「マヴィ」がこのほど、イタリア・ピエモンテ州でつくられた「ベルモット」2種の販売を、マヴィ公式通販サイトで開始しました。

販売したのは「ベルモット ディ トリノ 赤」と「ベルモット ディ トリノ 白」で、いずれもオーガニック白ワインをベースに、代々伝わる秘伝の配合を忠実に守ってつくられているそうです。赤も白も「白ワイン」からつくられていますが、赤だけは焦がした砂糖を使用しているため、綺麗な琥珀色の色合いをしています。

「赤」は、柑橘系アロマに、ヨモギやフェンネルなどのグリーンハーブ、シナモン、クローブ、ナツメグ、ジンジャーなどアクセントが効いたスパイス香。味わいは甘味と果実味の厚みがあり、後を追うような苦味と香ばしさで、さらにビターテイストも加わります。

「白」は、オレンジピールやレモンのコンポートなどの凝縮感のある柑橘系アロマに、多彩なスパイス香。甘味と果実味がベースにあり、ほのかに酸味の存在感もバランスよく調和し、爽やかさと甘さが感じられるそうです。

製造したのはイタリア北部ピエモンテ州の銘醸地アスティで17世紀から続くワイン農家の「ロヴェロ家」で、1880年からワイン用ぶどう栽培とワイン醸造を行っているそうです。1985年にオーガニックに転換。収穫は全て手摘みで、施設内の電力はソーラーパネルでまかなっているとのことです。

「ベルモット ディ トリノ 赤」「ベルモット ディ トリノ 白」とも価格は4.950円(税込み)。

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