脱プラ!100%エコのバスアメニティが日本上陸! 水で泡立てるパウダータイプの画期的なシャンプー

1950年以降、世界で生産されたプラスチックは83億トン超で、そのうち63億トンがごみとして廃棄されたそうです。回収されたプラスチックごみの79%が埋立か海洋などへ投棄されていて、リサイクルされているプラスチックは9%に過ぎないようです。

2018年の国連の報告によると、プラスチックごみの総合量の国、地域別は、中国が第1位、第2位はEU諸国、第3位は米国、4位はインドで日本は第5位でした。

そして驚くことが1人当たりのプラスチックごみの廃棄量。日本は32キロで、米国について世界第2位だそうです。

こうした数字を見れば、日本も脱プラスチックに真剣に取り組まなければいけないことが分かります。個人も企業も、少しでもプラスチックの減少に取り組む必要があります。

そうした中、宿泊施設向けのハブラシやカミソリ、石鹸などのアメニティセットなどを手がける「ダイト」が100%紙製容器の環境にやさしいアメニティ4点セットを発売しました。

「シャンプー」「コンディショナー」「ボディウォッシュ」「フェースウォッシュ」の4点で、いずれも液体ではなく、画期的なパウダータイプ。パウダーを水で泡立てて使用します。

パウダーですので紙の容器が可能になったことに加え、水分を含んでいないので、長期保管ができる上、軽量で携帯しやすくレジャーやキャンプなどさまざまシーンで使えます。

使い方は、適量のパウダーを手のひらにのせ、水で泡立て、泡を髪や肌に付けて洗い、流すだけですので、液体とほぼ同じです。

パウダータイプは欧米諸国のリゾートを中心にすでに導入されており、同社は日本の宿泊施設でも導入を進めたい考えです。

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