JFEが機能性表示食品のトマト生産、販売 「Lycopure」ブランドで〝睡眠の質の向上〟〝肌の弾力維持〟など

最近はさまざまな「機能性表示食品」があります。「機能性表示食品」は事業者の責任で科学的根拠に基づいた機能性を表示した食品で、消費者庁長官へ届け出たもので、サプリやジュース、お菓子、野菜などさまざま商品があります。

そうした中、「JFEエンジニアリング」グループが独自の栽培方法でトマトを生産、「機能性表示食品」として年内に販売します。

生産するのは「JFEエンジニアリング」の子会社「Jファーム」、そのトマトを同じく子会社で健康・美容商品の販売「ealo」が仕入れ、「Lycopure」ブランドで展開するそうです。

トマトには、アミノ酸の一種のGABAが豊富に含まれており、生鮮トマトの機能性表示食品としては ①仕事や勉強による一時的な精神的ストレスや疲労感を緩和する ②睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)の向上に役立つ(機能性関与成分の50%)③肌の弾力を維持し肌の健康を守るのを助ける(機能性関与成分の50%)の機能を持っており、②の睡眠の質、③の肌の弾力の2つについて表示できる日本初の食品です。

販売するトマトは、JFEエンジニアリングが設計・建設した統合型環境制御技術、多様なエネルギー利用技術を応用した「太陽光型植物工場」で栽培しています。

これに加え、生産事業を担う「Jファーム」が長年の試行錯誤で培った独自の栽培技術と、徹底した栽培管理で、3つの機能も持つ品質基準に達したそうです。

「ealo」は今後、トマトを使った化粧品やサプリメント、ドリンクといったラインナップを「Lycopure」ブランドとして2021年内に展開するそうです。

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