VRで陶磁器の名品を鑑賞しよう 京・清水焼の「朝日堂」が「VR GALLERY ASAHIDO」

1870年(明治3年)に京都・清水寺門前で創業した「京焼・清水焼」の専門店「朝日堂」がこのほど、VRで陶磁器の名品を鑑賞できる新サービス「VR GALLERY ASAHIDO」の提供を開始しました。

伝統工芸品・芸術品は、複雑な立体構造や緻密な表現をもつ名品が多く、WEB上での画像データだけでは全体イメージがつきにくい問題があり、本来の魅力を充分に発信することが課題になっていました。

そこで「VR GALLERY ASAHIDO」では、京・清水焼の名品を高精細360度撮影することで、WEB上で3Dとして鑑賞できます。平面の画像では表現しきれなかった複雑な立体構造や、絵付けの精密さをよりわかりやすくなり、名品の持つ魅力をしっかりと発信できるそうです。

また、朝日堂本店2階にある名品が並ぶギャラリーを3Dスキャンしているため、自宅にいながら実際に訪れているかのうように店内を見て回り、名品を360度3Dでみることができます。

AR(拡張現実)技術も使っているため、スマートフォンのカメラを通して自宅やお気に入りの場所に、名品を映し出すことができるため、そこに名品を飾っている気分も体験できます。

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