「文化に触れて、ローカルと出会う」をテーマにし、日本全国のものづくり産地が集うクラフト＆ツーリズムマーケット「Onland Craft Market 2021」が10月15、16の両日、東京駅日本橋口前に新たにできた大規模広場「TOKYO TORCH Park」で開かれます。

ビジネスプロデュースカンパニー「Culture Generation Japan（カルチャージェネレーションジャパン）と「ピハナコンサルティング」が提供する、日本のものづくり産地をめぐるクラフトツアープラットフォーム「Onland（オンランド）」の開催です。

16店舗、17のものづくり産地がそれぞれの地域に受け継がれる技術で作られた工芸品や産品などを展示販売するほか、ツーリズム業界の有識者やローカルプロデューサーをオンラインでつなぎ、地域におけるクラフトツアーの可能性や今後のインバウンド需要などをディスカッションするセミナーイベントも予定。会場、オンラインに集う日本のものづくりへ高い関心をもつ人々と産地や職人とをつなぐことで、まだ見ぬ伝統や文化との新たな出会いの場を創出します。

出店予定の産地は「北海道｜一刀彫」、「山形県｜藁（わら）細工・蔓（つる）細工」、「新潟県｜鎚起銅器」、「福井県｜越前漆器」、「東京都｜足立区・11のものづくり」、「岐阜県｜美濃焼」、「愛知県｜瀬戸焼」、「京都府｜京焼」、「大阪府｜河内木材・皮革産業」、「京都府｜池内友禅・竹中金彩・長岡銘竹」、「兵庫県｜播州刃物」、「福岡県｜久留米絣」、「佐賀県｜有田焼」、「沖縄県｜琉球びんがた」、「沖縄県｜八重山焼」、「群馬県｜桐生織」、「神奈川県｜鎌倉彫」。入場料金は無料ですが、会場内物販などは有料。

日本を支えるのはやはりものづくり。新型コロナの感染拡大で地域を訪れることは難しくなっていますが、日本各地にある地域の魅力に触れ、これからの日本の旅の楽しみを思い描いてみてはいかがでしょう。