世界が賞賛するライ・ウイスキー「ホイッスルピッグ」が日本上陸 ライ麦の風味とスパイシーさが奏でるハーモニー
- 2021/9/29
- グルメ
ウイスキーは穀物を主原料とした蒸溜酒ですが、その朱原料が大麦麦芽(モルト)なら「モルトウイスキー」、トウモロコシなら「コーンウイスキー」、小麦なら「ホイートウイスキー」など、原料となる穀物によって分類されます。
その原料には「ライ麦」もあり、こちらは「ライ・ウイスキー」と呼ばれ、ほろ苦さと香ばしさが漂う風味とされています。
その「ライ・ウイスキー」の中では、世界で最も多くの賞を獲得し、「ウルトラプレミアム ライ・ウイスキー」のカテゴリーリーダーとされるライ・ウイスキーブランド「ホイッスルピッグ」が知られていますが、その「ホイッスルピッグ」が日本に上陸、「MHD モエ ヘネシー ディアジオ」は10月13日から順次発売します。
「ホイッスルピッグ」は、ライ・ウイスキーの可能性に賭けた伝説のマスター・ディスティラー、デイヴ・ピッカレルが率いるチームが2007年に設立したライ・ウイスキー ブランド。
バーモント州ショアハムにある500エーカーのファームで、ブレンディングや追加熟成の研究を重ね、複雑で深味のある素晴らしいライ・ウイスキーのポートフォリオを完成させたそうです。
2017年には、米国最大の出品数を誇る「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」で最優秀ウイスキーを獲得するなど、世界で最も多くの賞を獲得しています。
ライ・ウイスキーは原料として51%以上のライ麦を使用することが義務付けされていますが、「ホイッスルピッグ」の原料はほぼ100%ライ麦で、ライ麦の特徴である、控えめな甘さと豊かな風味を存分に引き出し、ライ・ウイスキーの概念を覆す複雑な味わいを生み出しています。
発売するのは「ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ」「ホイッスルピッグ 12年 オールドワールド・ライ」「ホイッスルピッグ 15年 エステートオーク・ライ」など。
「ホイッスルピッグ 10年 スモールバッチ・ライ」は「ホイッスルピッグ」の原点とも言え、ハチミツやバニラ、かすかにクローバーの複雑で繊細な香りで、口中いっぱいに広がるスケール感。フィニッシュは長くクリーミーで、ライそのものの特徴が持続するそうです。