そろそろ行楽の秋、それも秋の夜長をどう楽しもうかと思案している人もいるかもしれません。新型コロナもあるし、感染対策を気にかけながら楽しみたいところです。

「京都ブライトンホテル」（京都市上京区）は、一般拝観の閉門後、ホテルの宿泊客のためだけに寺社や施設を貸し切り、10～12月に実施する京都の秋の夜をゆっくりと楽しめる宿泊プランの販売を始めました。

それも、貸し切るのは世界文化遺産「清水寺」と、伝統技能が集結した「京都迎賓館」。京都だけでなく、日本を代表するの2カ所で実施するという特別なツアーです。

「清水寺ライトアップ貸切ツアー」は12月1日に実施。多数の観光客が訪れる清水寺。その美しくライトアップされた清水の舞台とそこから眺める京都市内の煌めく夜景を少人数で貸し切りにします。ライトアップの瞬間を一緒に迎えたり、通常は入ることのできない特別な部屋で森貫主の話を聞いたりと、貴重な体験になることは間違いありません。夕食はホテルの3つのレストランからお好みのディナーを選べます。

スケジュールは、午後5時ホテル館内で夕食～7時15分タクシーでホテル出発～7時45分清水寺拝観・森貫主のお話～９時清水寺出発～９時半ホテル帰館。料金は１人40,800円～（2人1室利用の場合）で、1泊夕朝食付き・清水寺までの送迎・拝観料を含み、ウェルカムドリンク・オリジナル御朱印付きだそうです。

「京都迎賓館 夜間貸切ガイドツアー」は、10月24日、11月3日に実施。日本建築の伝統と現代の技術が融合した京都迎賓館。人間国宝が生み出した数々の美術品や、首脳会談が行われる「水明の間」、ライトアップされた大滝が眺められる「滝の間」などをはじめ通常非公開の部屋も特別に参観します。

スケジュールは午後4時半タクシーでホテル出発。清和院御門で下車後、徒歩にて入館～４時45分入館、セキュリティチェック～5時ツアーで館内参観～6時40分ツアー終了～7時タクシーでホテル帰館・館内レストランで夕食。1泊夕朝食付き・清和院御門までの送迎・参観料を含みます。