大腸環境いい都道府県の1位は東京都、2位は神奈川県 長期自粛で長期自粛による生活習慣の変化がプラスに影響

「大腸環境」がよく「快便偏差値」が高い都道府県の1位は東京都、2位は神奈川県、3位が愛知県-。こんな結果が、森永乳業が先ごろ実施した「47都道府県『大腸環境』実態調査」で分かりました。「大腸環境」の悪化が疑われる快便偏差値の最も低い便秘県は「青森県」だったそうです。

調査は、大腸の健康に対する意識と実態を明らかにすることを目的とし、全国47都道府県の20~50代男女12,032名を対象に実施しました。同調査は昨年、6年ぶりに実施したのに続き、2年連続の調査となりました。

調査で、「大腸環境」の乱れの特徴である「便秘」の状況が 2020 年と比較してどう変わったかを明らかにするため、2020 年と同様に14 項目の「便秘指標」に関する質問を行い、それぞれの回答を点数化。その合計点数を元に「快便偏差値」を算出し、都道府県別にランキング化しました。

指標は「排便日数」「排便時間帯」「便の臭い」「便の形状(固さ)・色」「残便感 」「オナラの臭い」「ストレス」「運動頻度」「睡眠時間」「食事の回数」「朝食の摂取」「水分の摂取」「風邪の引きやすさ」「発酵食品の摂取」で、それぞれ20点満点または10点満点で配点となっています。

その結果、2021 年の快便偏差値が最も高いナンバーワン快便県は「東京都」で、次いで「神奈川県」「愛知県」「山梨県」「千葉県」と続きました。

一方、ワーストワンの47位は「青森県」で、46位「鳥取県」、45位「鹿児島県」、44位「富山県」、43位「徳島県」となりました。

2021 年の快便偏差値ランキングのトップ3は、20 年には15位だった東京都が1位、37位だった神奈川県が2位、33位だった愛知県が3位と、都市部が大きく上昇しています。

これは長期自粛による生活習慣の変化が影響したと考えられ、東京都と神奈川県はコロナ禍前より「バランスの良い食事の回数」や「睡眠時間」が増えた人が、全都道府県の中でも1位と2位となる結果だったそうです。

また神奈川県は「発酵食品の摂取量」が増えた人も全国 2 位で、大腸に良い生活習慣への変化があったことが伺えます。

関連記事

ページ上部へ戻る