「絶滅事典 20世紀末モノ&コトカタログ」! 70~1990年代に絶頂を誇ったモノ&コト大集合

1970~1990年代、ちょうど昭和からバブル経済が崩壊する平成初期にあたる期間は、一時期を除けば社会が活気にあふれ、さまざまなものが生まれた時期でした。しかし、時代は令和になり、当時絶頂を誇ったモノも今となっては懐かしいだけのモノとなってしまいました。

そんな70~90年代にスポットライトを浴び、今では絶滅した、または消えつつある道具、服装、習慣、娯楽、職業、技術などを一挙に集めて解説した「絶滅事典 20世紀末モノ&コトカタログ」(造事務所編著、カンゼン刊)がこのほど、発売されました。

1970年代から1990年代にかけて、家庭、学校、職場にはさまざまなモノ&コトが溢れ返っていましたが、令和となった現在、淘汰が進み、絶滅の危機に瀕するモノ&コトは十指に余るそうです。

本書では、もう見かけなくなったオワコンな道具、服装、習慣、娯楽、職業、技術など300の〝崖っぷちリスト〟を作り、一つ一つを丁寧に解説してくれます。

崖っぷちリストは「生活(衣食住)」、「学校」、「趣味・娯楽」、「職業・技術」といった分野に分けられており、例えば「生活(衣食住)」では、◯◯族/◯◯ギャル/ボディコン/ハマトラ・ニュートラ/省エネルック/肩パッド入りのスーツ/肩掛けセーター/ズロース/バンダナ/さまざまな◯◯君…などを収容。

また「趣味・娯楽」では、クイズ番組でハワイ旅行/2本立て上映/アクション刑事ドラマ/コント番組/ランキング形式の歌番組/2時間ドラマ/「しばらくお待ちください」/ポロリなど。

「職業・技術」では、プロボウラー/駄菓子屋/移動販売/改札に立つ駅員/エレベーターガール/銭湯絵師/宿直/写植オペレーター/習い事の塾/三輪トラック/電話交換手…などを説明しています。

スピードと効率性重視の今だからこそ、ゆっくりと過去のモノ&コトを振り返ることも大事ですね。

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