1週間停電ならスマホ4台充電に乾電池120本必要! 乾電池を中心にした「防災セット」登場

豪雨や台風など毎年のように自然災害が相次いでいます。最近は缶詰などの食料品や懐中電灯、ラジオなどの防災グッズを用意する家庭も増えています。こうした防災グッズと飲料水があれば、短時間の停電や断水などなら対応できるようです。

とはいっても、短時間の停電ならまだしも、少し長引けばスマホの電池切れなども心配になります。仮に1週間停電した場合、4人家族で4台のスマホ充電に必要な乾電池は約120本となるそうです。そのため、通常の防災グッズだけでなく、停電の長期化に備えた乾電池の備蓄も非常に重要となります。

そんな停電の長期化に備えるため総合商社の「兼松」が先ごろ、非常時の情報取得と電源の確保に重点を置いた「防災セット」を発売しました。災害時に必要性の高いスマホなどの充電器「防災充電器」と、単3形と単4形それぞれ40本入りの「防災電池」、LEDライト付きのラジオを組み合わせた防災商品です。

スマホは、停電時の情報取得や連絡手段に不可欠になっています。その電源確保は、アルカリ乾電池6本を用いた「防災充電器」と単3形「防災電池」で解決できるそうです。どこでも充電が可能で、従来商品の乾電池4本を用いた充電器より約2倍の充電性能となっています。

また、防災セットに含まれているLEDライト付きラジオは、突然の停電時に懐中電灯としても活用できます。停電が長期化ではラジオによる情報取得も欠かせませんが、同ラジオは省電力設計になっており、継続的に使えるため安心です。

自然災害はいつ発生するか分かりません。そのため災害への備えは、日常でも使用しながら買い足していくローリングストックで多めの備蓄を心掛けることが大切です。台風などが接近すると電池も売り切れになる場合も多く、今回の「防災セット」を核にローリングストックで対応することも考えたいところです。

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