「山形芋煮」「名古屋みそ煮込み」「岩手サヴァ缶」がカレーに エスビー「ご当地にっぽんのカレー」

「ご当地の味」と一口にいっても、その地域に伝わっている伝統料理だったり、歴史は浅くてもその美味しさから地域の味として定着したりしたものなどさまざまです。

例えば、宮城県の「はらこ飯」は、伊達政宗が運河工事を視察した際に領民から献上されたとの記録があり、鹿児島県の「さつま汁」も江戸時代から食べられていたそうです。

一方、「札幌らーめん」は郷土料理というような歴史はありませんが、美味しさから地域に根付き、今では日本有数のご当地グルメとなっています。

そうした地域の味は、私たちをいつも魅了してくれます。

そんな中、「エスビー食品」が8月9日、地域に根付いたメニューや食べ方を取り入れた新しい味わいを提案するレトルトカレー「ご当地にっぽんのカレー」シリーズとして「山形いも煮カレー 中辛」「名古屋みそ煮込みカレー 中辛」「岩手サヴァ缶キーマカレー 中辛」を新発売します。

「山形いも煮カレー」は、山形の秋の風物詩の「芋煮」とカレーの融合。1844年創業の山形の老舗醤油店「丸十大屋」の国産素材出汁(宗田節・さば節・煮干し・鰹節)とエスビーのカレー粉、それに牛肉の旨みを加え、芋煮のシメのカレーをイメージしたそうです。

「いも煮カレー」ですから当然、具材に里いも、ちぎり風こんにゃくが使われています。

「名古屋みそ煮込みカレー」は、名古屋を代表するみそ煮込みの名店「山本屋総本家」が監修。むろ節、鰹節、昆布の3種の出汁の旨みに八丁味噌の甘味と程よい渋みを加え、野菜の煮溶けた旨みを合わせ老舗の味わいを表現。唐辛子とブラックペッパーでアクセントをつけたそうです。

「岩手サヴァ缶キーマカレー」は、「岩手から元気を!」と食の復興シンボルとして2013年に誕生した「サヴァ缶」と同じ国産さば原料を使用。骨まで食べられる国産さばと、さばとの相性が良いスパイス(ディル、コリアンダー、カルダモンと、クミン、マスタードのホールスパイス)を使い、トマトの酸味とオリーブの風味が旨みを引き立てる仕立てになっているそうです。

希望小売価格はいずれも240円(税別)。

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