今の時代、ほとんどの人が毎日、ツイッター、LINE、ブログなどで、何らかの文章を書いているのではないでしょうか？　

自分が書いた文章がうまいのか、下手なのか、なかなか自分では分かりません。場合によったら、自分の意図したのとは全く異なるような、誤解を生んでしまうような文章を書いてしまっているかもしれません。

そんな文章の悩みに応えようと、作成した文章を分析し、客観的に見る文章の見やすさなどをスコア化するアプリの開発を、自然言語処理AIを用いたサービス開発などを手がける「リアルバインド」が進めています。

アプリは、Android版、iOS版の両方で、7月末のリリースを予定しているそうです。

同社によると、日本語のテキスト分析ツールは広く存在していますが、日本語には文節の区切りが不明確であるなど独特の難しさがあり、客観的に「日本語の文章の正確さ」や「内容に対しての評価」をできるツールはこれまでなかったそうです。

一方、デジタル・トランスフォーメーション（DX）化やモバイル化の進展、働き方の多様化といった社会の変化が加速し、スマートフォンで仕事を完結する人も出てきています。

このため、同社は、スマートフォンでブログや日記を書いたりする人やLINEやTwitterで人に伝えやすい簡潔な文章を作成したい人に「文章を定性的にスコア化」することで、わかりやすい､伝えやすい文章作成を手助けすることを目指しました。

大量の日本語の文章と向き合い、長年の日本語文章に関する豊富な知識を背景に同アプリを開発。

同アプリを使うことで、文章作成やチェックなどの労力や負担を軽減することが可能で、Webの有償の文章分析ツールよりも「手軽」で「低コスト」はもちろん、アプリという性質上、煩雑な契約など一切必要なくサービス利用できるようにするそうです。