「理想の働き方」、8割が在宅勤務などオンライン 現実は出社増の傾向でギャップも

2022年の理想の働き方。オンラインと考える人が約8割となる一方、実態は出社頻度が増える?

キャリアや就職・転職の各種調査などを行う「Job総研」を運営する「ライボ」が実施した「2022年 働き方意識調査」で、こんな結果が分かりました。

オンライン勤務は新型コロナウイルス感染症を契機に急速に拡大しましたが、コロナが落ち着けば出社が増えたり、再び感染が拡大すればオンラインも増えたりするようです。まだまだ、〝新しい働き方〟というより、〝感染対策〟の意味合いが強いのかもしれません。

調査は、20人~1000人以上規模の会社に所属する全国の男女667人を対象に2021年12月24日から22年1月4日の間にインターネットで実施したものです。

「2022年はどんな働き方を希望するか」と質問したところ、「テレワークを増やしたい」が31.8%、「出社頻度を減らしたい」が26.5%、「テレワーク必須が良い」が18.1%となり、計76.4%がオンラインによる働き方を望んでいることが分かりました。

一方、「2022年1月の予定」については、「出社頻度が増える」が32.1%、「出社必須」が19.3%、「テレワークが減る」が9.7%となっており、オンラインという理想の働き方とはギャップがあることが分かりました。

また、「2021年の働き方にコロナ禍は影響したか」との問いには、「大きく影響した」が43.6%、「やや影響した」が27.7%となり、全体の71.3%が「新型コロナが働き方に影響した」と回答しており、感染対策のためにオンライン勤務が拡大したことを裏付けました。

2022年についても、「大きく影響する」が23.7%、「やや影響する」が38.8%となり、計62.5%が「働き方に影響する」と回答しており、今後の感染の状況によって働き方も変わってくると考えているようです。

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