「ヴィーガン」という言葉を最近、よく見聞きします。同じような意味の「ベジタリアン」なら知っているという人も多いでしょうが、「ヴィーガン」との違いとなると、分かったようで分からない、そんな感じではないでしょうか。

「ヴィーガン」とは「完全菜食主義者」を意味しています。徹底した菜食主義を貫き、肉や魚はもちろん、卵・乳製品などの動物由来の食材は摂取しないそうです。ベジタリアンの場合は、牛乳などの動物性食品は取ることができるそうです。

最近は、海外セレブや有名人がヴィーガンを取り入れ、SNSなどでも発信しているので徐々に認識されているようです。

そうした中で、東京・広尾にあるオーガニックとエイジングケアをコンセプトとする「Café Papillons et nature（カフェ・パピヨン・エ・ナチュール）」がこのほど、新メニューとしてヴィーガンガレットの販売をスタートしました。

日本ヴィーガン協会認定のヴィーガンガレットが日本で初めて食べられるカフェになるそうです。

ヴィーガンとノンヴィーガンが一緒に食事を楽しめるお店は、まだ少ないのが現実で、ヴィーガン対応する店もあるようですが、ノンヴィーガン向けのレシピから動物性の食材を抜くだけでは質素になってしまい、楽しめないこともあるようです。

メニューに加えたのは、グルテンフリーで無添加の「ヴィーガンガレット」で、「ヴィーガンの方にも、ガレットの美味しさを楽しんでいただきたい」との思いで、最初から美味しく楽しめるように食材を選定、栄養価とエイジングケアをも追求したヴィーガンガレットに仕立てたそうです。

「ヴィーガンガレット」は、生地がオーガニックそば粉100％でグルテンフリー。タンパク質がしっかり取れるよう、フィリングには、有機JAS認証を取得しているフムス（ひよこ豆のペースト）を、トッピングには、美容のコンディションを守る必須脂肪酸、食物繊維、良質なタンパク質が豊富に含まれており、栄養価が高いと注目されているスーパーフードのヘンプシードを選んでいます。

さらに、さつまいも、ごぼう、にんじん、エリンギといった高品質な野菜をそれぞれ別の味付けをしながら、一体感を出す工夫をしているそうです。

ボリューミーでありながらもヘルシーで、かつエイジングケアもサポートしてくれるそうです。価格は1,650円（税込み）。

また、ヴィーガン向けのデザートガレットも用意されています。