樹木が生んだ木の香りを味わう炭酸水「QINO SODA」 サウナ後に飲めば質の高い「リラックス」も

樹木の香りに接するとなぜか心が落ち着きますね。森林浴で樹木に身を浸すと、体内にエネルギーを取り込めるような感覚にさえなります。

そんな樹木を活用した炭酸水が登場しました。「fabriq」(東京都渋谷区)と「EarthRing」(石川県白山市)が展開している地域共創プロジェクト「QINOプロジェクト」がこのほど、白山市の地域資源を活用したプロダクトとして、クロモジの蒸留水から生まれた炭酸飲料水「QINO (キノ)SODA」を開発、クラウドファンディング「Makuake」で発売しました。

クスノキ科クロモジの枝は「烏樟」と呼ばれる生薬で、枝は古くから爪楊枝として、精油はアロマセラピーでも利用。不揮発性成分はポリフェノールが多く含まれることから、抗酸化、抗糖化、抗潰瘍作用などの薬理作用が報告されているそうです。

「QINO SODA」は、木の香りを味わうことができるプレミアムな炭酸水で、樹木の中に存在する爽やかさや、柑橘、茶葉のような香りを味わえます。お酒の割材やノンアルコールカクテルの材料としてもおすすめ。クロモジの蒸留水の口腔内細菌に対する抗菌効果も確認されているそうです。

また、サウナ後の被験者に「QINO SODA」を飲んでもらう実験をしたところ、「集中度」「ストレス度」が下がる結果に。リラックスできる香りが付加されているため、通常の炭酸水に比べ呼吸に意識が生まれ、サウナ後に飲むことでより質の高い「リラックス」「休息」「解放」の状態になるということも分かっているそうです。

日本は世界でも有数の森林大国ですが、その森林は適切に手入れがされないというリスクにも直面しています。「QINO SODA」は、売上げの一部を間伐の費用に充て、地域に根ざしたアップサイクルな仕組みづくりを目指しているそうです。

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