「セイコーウオッチ」は2024年1月12日、「セイコー プレザージュ」からSEIKOブランド100周年を記念し、初めてSEIKOの名を冠した腕時計をオマージュした限定モデルを発売します。希望小売価格は253,000円（税込み）。

セイコーは1881年に服部時計店として創業。「常に時代の一歩先を行く」という創業者の服部金太郎の信条による革新を続け、1924年に初めて「SEIKO」の名を冠した腕時計を発売。2024年に「SEIKO」ブランド誕生100周年となります。

限定モデルは、その腕時計のデザインを再現。オリジナルモデルにも使われている琺瑯（ほうろう）ダイヤルを、琺瑯職人の横澤満氏の技によって現代に再現したそうです。
横澤氏の技によって１枚１枚作られるダイヤルは、琺瑯ならではの艶やかな光沢と温かみのある質感を持ち、色褪せない美しさを保ち続けます。

ノスタルジックな針の形状や、たっぷり墨を含ませた筆で描いたようなアラビア数字、そして、大きくて薄いりゅうずは、オリジナルのデザインを色濃く受け継いでいます。
「SEIKO」ロゴは、当時の書体を復刻。また、新キャリバー6R5Hを開発したことで、６時位置にサブダイヤルを配することが可能となり、当時のレイアウトを実現させています。

ストラップには、現代の品質基準をクリアしながらも、当時多く見られた、可動式構造を伴う引き通しストラップを採用。美錠とストラップの裏側にもロゴを刻印しています。

裏ぶたとりゅうずには、1900年（明治33年）に登録した商標「丸角Sマーク」。裏ぶたのマークの周囲には金太郎が掲げた信条「常に時代の一歩先を行く」の英訳「ONE STEP AHEAD OF THE REST」と「KINTARO HATTORI」をマーキングしています。