ハイチュウ食べると高い幸福感!? 子供の食感と幸福感の関係に関する研究で判明

ハイチュウを食べると子供は高い幸福感を得る-。
「森永製菓」と「国立大学法人電気通信大学」の共同研究「子供におけるソフトキャンディ・グミの食感と幸福感の関係に関する研究-オノマトペを活用した消費者調査の可能性-」で、こんな結果が分かったそうです。

研究は、ソフトキャンディまたはグミを食べた時に感じたオノマトペ(さくさく、ふんわり等の擬音語・擬態語)や幸福感の高さを調査し、オノマトペを感性(楽しい、落ち着いた等の印象)に変換するシステムを活用して、AI(機械学習)解析により、幸福感と感性の関係を導き出すもの。

小学5・6年生の男女計57名に、ソフトキャンディ6種類またはグミ6種類の市販品(グレープ系の味)を各1個ずつ(計12個)2日間に分けて喫食してもらい、予備調査により選定した10個のオノマトペについて、また幸福感(幸せな気持ち)についてどの程度を感じるかを、7段階で評価してもらったそうです。

その結果、喫食によって感じる幸福感については、ハイチュウ(A)の平均値が最も高く、有意水準5%とすると、他サンプルのうち3品(I、D、L)に対して有意に高い結果が得られたそうです。

ソフトキャンディを食べた時の幸福感は「高級感のある」、「洗練された」といった感性(印象)で構成。一方、グミを食べた時の幸福感は「おいしい」や「地味な」といった感性(印象)で構成されていたそうです。

これらの結果から「ハイチュウは類似の他のソフトキャンディやグミと比較して幸福感が高いこと、また、ソフトキャンディとグミは、幸福感に関係する感性(印象)が異なる事」が明らかになったそうです。

今後は、ソフトキャンディやグミの幸福感の高い製品設計につなげていくよう研究も進めるそうです。

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