黄金比を取り入れたデザイナーズ印鑑 銀行印、実印としても登録可能

社会のデジタル化で、電子データで見積書や請求書を送ることが一般的になり、実際に印鑑を押すような場面が極端に少なくなったのではないでしょうか?
そうはいっても、実印などまだまだ印鑑が必要なことも多いことは間違いありません。

そうした中、銀行印、実印としても登録可能で、名前のレイアウトに黄金比を取り入れた、日本初のハンコ「黄金比の印鑑」がこのほど、「城山博文堂」(大阪市此花区)から発売されました。美しい独自のデザイン性を持つデザイナーズ印鑑だそうです。

デザインの考え方の一つに「黄金比」と呼ばれるものがあります。黄金比は「人間が最も美しいと感じる」といわれている比率で、だいたい「1:1.618」という比率を指しているそうです。

同社は、〝脱ハンコ〟と言われている中で、今すぐ全て不要になるというわけではなく、実印も必要とされているため、実用性が高くデザイン性に優れた商品であれば、高い需要が見込めると判断。
ハンコへの応用に向けて開発。黄金比をハンコの印面の中に配置して、それに沿って名前をはめ込んでいくことで、安定した美しさのある文字(レイアウト)にすることができることに到達したそうです。

名前をはめ込んだ後に、印鑑制作の基本に基づき、文字の先端を外枠に接地するよう自然に伸ばし、形を整えることで、印鑑の丸と黄金比の長方形によってできた余白をなくし、さらに美しい独自の印面デザインを生み出しました。

注文時には、名前の方向(縦書き・横書き)、書体(印相体・丸ゴシック)などを選択してもらい、万が一、同じ名前(方向)、書体などを選んでも、注文ごとにデザインするため、毎回違う唯一無二のオリジナルデザインに仕上がるそうです。

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