JTBが「りんご農家ボランティアツアー」弘前市、アサヒビールなどと連携、援農起点の地域活性化目指す

「JTB」は、青森県弘前市、アサヒビール、ニッカウヰスキーと連携し、10月~11月にかけ、「りんご農家ボランティアツアー」を実施します。今後、4者が連携することで農業の人手不足解消に貢献、援農を起点とした地域活性化や関係人口の創出、拡大による地方創生を目指すそうです。
 
同ツアーは、青森県産のりんごを原料に使用したシードルを販売、製造するアサヒビールとニッカウヰスキーが、弘前のりんご産業を活性化するために、2023年6月に、弘前市に企業版ふるさと納税制度を利用して寄付した寄付金を財源として創設された「農業・観光連携りんご産業活性化事業」によるもの。

多くのりんご農家を抱える青森県弘前市では、高齢化や人口減少により、農業後継者の確保だけでなく、農繁期の人手不足が大きな社会課題となっています。そのため農業現場での作業支援を起点とした、地域活性化や地方創生に向けた取り組みが急務となっているそうです。

「りんご農家ボランティアツアー」は、人手不足に悩む農家に対して、主に都市の在住者が農作業を手助けすることを主眼にしたボランティアツアー。
ツアーを通じて、困っている農家を支援できることはもちろん、農家をはじめとした地域との交流など、普段はできない体験や経験が期待できるそうです。

今回は日本一のりんご産地である弘前市のりんご農家をサポート、応援したい地域外の住民や企業などが1日かけてりんご収穫の農作業を手伝います。

10月15日、22日、29日、11月4日、12日の日帰り計5コースを設定。例えば、午前に弘前駅に集合し、グループに分かれて支援策農家に向かい、夕方まで収穫などの援農活動を実施。再び弘前駅に移動し解散という日程になるそうです。
NIKKA弘前工場でつくられた「ニッカシードル」のお土産付きで、弘前りんごの収穫を思い出しながら帰宅後に楽しめます。

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