醸造だけで美味しさを追求したさいしこみ醤油   宮島醤油が「減塩寒仕込み醤油 蓮華」

佐賀県唐津市で1882(明治15)年創業し、以来た発酵食品を基礎としながら、各種調味料・加工食品の製造・販売をしている「宮島醤油」からこのほど、醸造だけでおいしさを実現した「減塩寒仕込み醤油 蓮華」を発売されました。

「減塩寒仕込み醤油 蓮華」は減塩でありながらうま味を多く含み、醸造だけでおいしさを実現した醤油。健康を気にしている減塩調味料のユーザーや、通常の醤油に塩辛さを感じている人に新しい選択肢を提案するそうです。

特徴の一つが、うま味調味料、保存料を使わずに、醸造だけでおいしさを追求したところ。通常のさいしこみ醤油に比べて食塩分を35%カットしながらも、うま味を多く含み、減塩を感じさせないのが特徴で、JAS規格はさいしこみの最高ランクである超特選となっています。

また、減塩醤油は低い塩分で仕込むともろみの管理が難しいこともあり、脱塩装置を使用し、直接塩分を除去する脱塩法が一般的とされていますが、宮島醤油では試行錯誤の末、低塩分のもろみを発酵させる管理技術の確立に成功、「減塩寒仕込み醤油 蓮華」は低塩仕込み法によって作られています。冬の寒い季節に仕込み、春の温かさと共に発酵・熟成させる年に一度の限定醸造だそうです。

宮島醤油は「花のラベルのミヤジマ」というキャッチコピーの通り、醤油商品の多くに花の名前がつけられています。蓮華草は秋の田畑に種がまかれ、土中の窒素を蓄え春に可憐な花を咲かせたのち、土地を肥沃にし、美味しいコメの自然の肥料になります
「減塩寒仕込み醤油 蓮華」も寒くなってから仕込みを始め初夏に搾るという工程を経て、醤油となります。このため蓮華は商品のイメージにぴったりくるということからその名がつけられたそうです。

内容量は300ミリリットルで、希望小売価格は1,620円(税込み)。

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