目黒川で冬の桜を満開にする地産地消イルミネーション 山手線内側で最大規模の総延長2.2キロ

品川区立五反田ふれあい水辺広場と目黒川沿道で11月11日から2023年1月8日まで、開催エリア周辺から回収した廃食油を利用することで100%エネルギーの地産地消を実現したイルミネーション「目黒川みんなのイルミネーション2022」が開催されます。

〝ひと・企業・地域〟と自治体が一体となり、主催は「目黒川みんなのイルミネーション実行委員会」。品川区との同時開催により、目黒川の両岸合計の総延長は約2.2キロと山手線内側で最大規模。目黒川沿いが約35万個の桜色LEDで彩られ、目黒川の水面に美しい煌めきが広がります。

「目黒川みんなのイルミネーション」は、地域の家庭や飲食店より廃食油を提供してもらい、バイオディーゼル燃料にリサイクルし、100%自家発電でイルミネーションを点灯する取り組み。
都内で唯一、廃食油の「回収・再生・利用」という市民参加のアクションによって「エネルギーの地産地消」を実現するイルミネーションとなっています。

エネルギーの地産地消となるイルミネーションが誕生したきっかけは東日本大震災。「電力不足でも遠慮なく使えるエネルギーによって地域を照らし、さらに震災後の沈んだ気分を少しでも明るくすることができたら」との想いから生まれたそうです。

「目黒川みんなのイルミネーション実行委員会」は「地域の力を再生可能エネルギーの電力に代えて、皆様の気持ちを少しでも明るく照らすことができれば」と願っているそうです。

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