柚子のおいしさ詰まった「柑橘リキュール柚子6%」 栽培、発酵から蒸留、充填まで徳島県の農園で
- 2022/10/14
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「松山油脂」(東京都墨田区)はこのほど、徳島県佐那河内村の自社農園「山神果樹薬草園」で発酵から蒸留、充填まで行って製造した「柑橘リキュール柚子6%」を発売しました。
「山神果樹薬草園」がある佐那河内村は和柑橘の名産地。農園では、和柑橘の栽培や有用性を研究しながら、国内では稀有な「丸ごと皮削り製法」による精油の抽出や、飲料・食品の製造をしているそうです。
得意にしているのは柚子を活用した飲料で、「皮なし圧搾製法」で搾る果汁は、外皮の苦みやえぐみがほとんどなく、柚子のおいしさがまるごと楽しめるそうです。
今回発売する「柑橘リキュール柚子6%」は、原料柚子の発酵から蒸留、充填まで、すべてを山神果樹薬草園で行っています。
搾汁後の柚子の繊維質や内皮、袋に酵母、きび砂糖、水を加えて毎日攪拌すると、約3週間で発酵原液に。それを単式蒸留すると、素材の持ち味が生きた原酒になるそうです。その原酒には、和柑橘のさわやかさと、ほのかな苦みを合わせもつ柚子の香味が溶け込んでいます。
原酒に「丸ごと皮削り国産柚子のしぼり酢」と「柑橘コーディアル」をブレンドしたのが「柑橘リキュール柚子6%」。アルコール分6%。果汁と柚子の濃縮シロップであるコーディアルのバランスのよい甘酸っぱさと引き締まった原酒の味、さわやかな柚子の香りを丸ごと味わえます。
じっくり味わえるのはロックということですが、水や炭酸、お湯割りなど、シーンに合わせて楽しめそうです。
価格は500ミリリットルで1,800円(税込み)