幻の映画「われ眞珠湾上空にあり 電撃作戦11号」の修復を  クラウドファンディングで費用募集

太平洋戦争のドキュメンタリー記録映画の修復を-。「パルコ」が展開する購入型クラウドファンディングサービス「BOOSTER(ブースター)」で7月31日まで、幻のドキュメンタリー映画「われ眞珠湾上空にあり 電撃作戦11号」修復プロジェクトのクラウドファンディングを募集しています。

「われ眞珠湾上空にあり 電撃作戦11号」は、太平洋戦争での日本軍の戦いの跡を収めた記録映画。安田日出男氏が監修、日本放送アナウンス室長高橋博氏が解説。1957年製作で戦時の映像を今に遺す貴重な映像です。

作品に登場する映像のほとんどは戦時中に海軍が撮影したもので、当時製作の矢元照雄氏は新聞社や従軍カメラマンが保存していたフィルムを探し歩き、1年がかりでこの映画を完成させたそうです。歴史的価値のある映像が数多く収められ、文化的・資料的価値が非常に高いと考えられます。

修復プロジェクトを実施するのは、1958年8月設立され、銀座8丁目の試写施設「TCC試写室」を運営する映画会社「国映株式会社」。今回のプロジェクトは、失われたと思われていた古いフィルムを修復し、より多くの人に観てもらうことを目的としています。

この映画は品については2022年現在ソフト化されておらず、本プロジェクトのリターンのみの公開予定となるそうです。

目標金額は100万円で、リターンは3000円が「お礼メール、冒頭5分間映像付き」、5000円が「上映会への招待券、ポストカード・復刻チケット付き」、50000円が「エンドロールに名前表示、上映会またはBlu-Ray」などとなっています。

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