「星のや竹富島」が島の暮らしに触れる「海のカフー滞在」  シートレッキングや塩づくり体験など満喫

沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」で6月1日から8月31日まで、島の暮らしに触れながら、海の恩恵を感じる「海のカフー滞在」が実施されます。

「カフー」とは竹富島の方言で「幸せ」のこと。竹富島の周りには、東西に約20キロ、南北に約15キロに広がる国内最大規模で世界有数の珊瑚の多様性を誇る「石西礁湖(せきせいしょうこ)」が広がり、豊かな珊瑚群集と多様な海中生物が存在しています。
竹富島の人々は、珊瑚が生み出す透き通った海に囲まれながら、魚介類の食材だけでなく、海を利用した物づくりや潮の満ち引きによって日常生活の物事の日取りを決めるなど、昔から海がもたらす恩恵や知恵を暮らしの中に活かしていたそうです。

「海のカフー滞在」はそんな海の恩恵を感じることができるプログラムとなっています。
その1つが、島で生まれ育った海人と一緒に、海辺や浜の岩場に生息する生物や目にする景色の豆知識などを知りながら歩く「竹富島シートレッキング」体験。
生物の名前を知るだけにとどまらず、竹富島の海のもとで育った海人だからこそ知っている、島の暮らしと海との関わり方を聞くことができます。

また、海水を使用した体験で海の恵みに触れてもらうため、かつて自給自足の生活を営んでいた島ならではの方法で、豆腐と塩作りも体験します。島では豆腐を作る際に、にがりの代わりに海水を使用するのが主流で、プログラムでも、施設内の畑で栽培している島の在来大豆「クモーマミ」と、自分で海から汲み上げる海底湧水を使うそうです。

そして大切なのが、美しい海が育んだ恵みの食事。夕食には、八重山近海で獲れた魚の「マース煮」。マースとは島の方言で塩を意味し、マース煮は魚を塩と泡盛だけで味付けすることによって、素材本来の味を引き出す沖縄の伝統料理です。
料金は1人36,300円(税・サービス料込み、宿泊料別)で、1日1組(1~2人)限定。

関連記事

トワヴィサージュ)」が東銀座にオープン

ページ上部へ戻る