デサントジャパンが抗菌効果あるマスク 次世代繊維ピエクレックスを活用
- 2022/3/22
- ビジネス
新型コロナウイルス感染症でマスクをつけることが日常になると気になるのが口内のケアです。マスクをし続けることで口内に菌が繁殖し、口臭など酷くならないか、誰もが心配になるところです。
そうした問題に対応するマスクが登場しました。「デサントジャパン」がこのほど発売したマウスカバー「PIECLEX MASK(ピエクレックスマスク)」は、マスクの繊維上に抗菌効果を発揮する製品だそうです。
「PIECLEX MASK」は電気の力で抗菌するマウスカバーです。
「ピエクレックス」(滋賀県野洲市)が扱う次世代繊維「PIECLEX」を使用していますが、これは、力が加わることで電気エネルギーを生み出し、繊維上に抗菌効果を発揮する圧電繊維です。
電気エネルギーを生み出す「力」は着用者の咀嚼などの動きによって発生するもので、人体に有害な抗菌剤を使用していません。
デサントジャパンはこれまでもPIECLEXを使用した3Dソックスの開発・販売をしており、素材の特性を生かしたマスクの開発に取り組んだそうです。
また、「ピエクレックス」と「UHA味覚糖」はコロナ禍での新たな口腔ケアの課題に取り組むため、昨年6月に「オーラルウェルネス共同プロジェクト」を発足させました。
「UHA味覚糖」もこのほど、「噛む」ことに着目した高弾力のノンシュガーグミ「DOMAC グミ」を発売しました。同社の口腔ケア食品素材「DOMAC」を配合し、クリアな息をサポートしながら、心地よい咀嚼でマスクに動きを与えるそうです。
デサントジャパンの「PIECLEX MASK」をつけて、「UHA味覚糖」の「DOMAC グミ」を噛めば、繊維でもグミでも口腔ケアができそうです。