「子どもが、たのしそうじゃ〜」。岡山県総社市がCMを制作 過去最高の人口7万人突破が目前

日本は現在、少子高齢化という未曾有の事態に直面しています。特に地方圏では、少子化も高齢化も急速に進み、地域の活力が失われつつある地域も珍しくありません。

そんな中で、人口が増加している地方都市もあります。岡山県総社市もその1つ。リーマンショック以降、8年連続で世帯数と人口が増加しており、今では過去最高の人口7万人突破を目前にしています。

総社市は岡山県の南西部に位置し、東部は岡山市、南部は倉敷市の2大都市に隣接。口は68,994人(平成31年4月1日現在)、総面積は211.90平方キロメートルで、地域の中央を北から南に岡山県の三大河川のひとつ高梁川が貫流し、瀬戸内海特有の温暖で少雨の地域です。 自動車部品関連のメーカーや企業の物流拠点も産業開発にも力を入れていますが、人口が増えているのは、主要政策として子育て支援政策に取り組んでいるのが大きな要因。「子育て王国そうじゃ」を標榜し、地域全体で子どもを見守り、育てていこうとする気運を醸成するなど市民・企業・市が協働して「子育て王国」づくりを目指しているそうです。


そんな総社市と「岡山県立大学デザイン学部」の髙橋ゼミが共同事業の一環として、総社市のCMを制作、このほど公開しました。
 
CMに登場するのは、総社市に暮らす子どもたち。ニコニコした子どもの顔が映し出されるだけですが、見ているだけで微笑ましくなり、総社市で暮らす楽しさが伝わってきます。
 
制作では、演技では表現できない屈託のないリアルな表情を追求するため、1日中走り回って遊んでいる子どもたちを追いかけながらカメラをまわし続けたそうです。
ナレーションは片岡市長が挑戦。「子どもがたのしそうじゃ〜、そうじゃ〜」と耳残りが良い、映像を締めくくるインパクトのナレーションになっています。
 
制作したCMは、公式のYou tube、twitter、LINE、Facebook、メルマガなどで公開予定。地上波テレビCMでのオンエアも予定しているそうです。

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