史上初!落語家9人が山形と福島の魅力を「ご当地落語」に 創作期間は3日間、各温泉旅館で披露

落語ファンには常識ですが、落語には古くから受け継がれてきた噺である「古典落語」と。最近の落語家の創作によるものを「新作落語」があります。

実は、その「新作落語」にも「ご当地落語」と呼ばれる噺があります。もしかしたら、落語ファンにもこちらはあまり知られていないかもしれません。「ご当地落語」は、落語家が、訪れた土地を舞台に地元住民と交流し、聞いた話をネタにして創作した新作落語です。

その史上初のチャレンジとして、9人の落語家が3日間で山形と福島の魅力を落語にして披露する「ご当地落語」が11月9日、18日、12月9日、13日、17日の計5回にわたって開かれます。

チャレンジするのは、真打の立川こしら、鈴々舎馬るこ、立川志獅丸など9人の落語家。

山形や福島の温泉地や文化財を見学したり、地元の人々と交流したりしながら、その土地を題材にしたネタを創作。取材をスタートしてから落語会で披露するまでの期間は3日間という短さです。

落語会は、山形県の小野川温泉、赤倉温泉、福島県の土湯温泉、芦ノ牧温泉、岳温泉の各旅館で披露されるのに加え、オンラインで配信されるので、全国から視聴することができます。各宿3人の落語家が噺をしますが、宿主が「最優秀ご当地落語」を選定。最優秀ご当地落語は後日、YouTubeでフル公開するそうです。

料金は現地で観覧の場合1,500円(税込み)、宿泊者は1,000円(同)、オンライン視聴は1,500円(同)

Webサイトは https://gotochi-rakugo.jp/

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