ふぞろい品をまとめた「ジャイアントカプリコ<いちご>ふぞろい品」 工場で生まれるフードロス削減へ
- 2021/10/7
- ライフスタイル
最近、「フードロス」「食品ロス」という言葉をよく聞くようになりました。「フードロス」「食品ロス」とは、本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
FAO(国際連合食糧農業機関)の報告書によると、世界では食料生産量の3分の1に当たる約13億トンの食料が毎年廃棄されています。日本でも1年間に約612万トン(2017年度推計値)もの食料が捨てられていて、これは東京ドーム5杯分とほぼ同じ量。日本人1人当たり、お茶碗1杯分のごはんの量が毎日捨てられている計算になるそうです。
こうした「フードロス」「食品ロス」を放置すると、大量の食べ物が無駄になるだけでなく、環境悪化や将来的な人口増加による食料危機にも対応できなくなってしまいます。
ですから、「食品ロス」の削減は、個人だけでなく、企業なども真正面から取り組むことが求められ、実際に食品ロスに対応した商品もあります。
「江崎グリコ」が22日から発売するのが、形がふぞろいのため販売することができずにいた「ジャイアントカプリコ<いちご>」を10本詰め合わせた、「ジャイアントカプリコ<いちご>ふぞろい品」。
ジャイアントカプリコは主にチョコレートを膨らます製造工程でふぞろい品が発生してしまうそうです。
こうしたふぞろい品を無駄にすることなく、フードロス解決の一助につなげたいとの思いから、発売するのが「ジャイアントカプリコ<いちご>ふぞろい品」で、形はふぞろいだけれどもおいしさはそのままの、ちょっとお得な商品となります。
パッケージもふぞろいなカプリコをそれぞれの個性としてイメージしてもらうデザインになっています。
「ぐりこ・や」7店(東京駅店、ダイバーシティ東京プラザ店、ニバーサル・シティウォーク大阪店、なんば店、道頓堀店、通天閣わくわくランド店、三木サービスエリア店)と「新大阪駅ぐりこ・やコーナー」で発売するほか、順次、通販チャネルでの販売も予定しているそうです。希望小売価格は735 円前後(税込み)。