東武鬼怒川線初の「SL大樹重連運転」の記念乗車券発売 3枚の硬券が1セットに
- 2021/9/22
- ライフスタイル
東武鉄道鬼怒川線と言えば、「SL大樹」に乗って日光・鬼怒川エリアへ出かけられる路線として知られていますが、下今市~鬼怒川温泉駅間で10月1日、大樹復活運転後の鬼怒川線で初となる「SL大樹重連運転」が行われます。
この重連運転は、JR北海道で活躍していたSL(C11 207号機)を先頭にし、真岡鐵道で運転していたSL(C11 325号機)を連結し運転するものです。重連運転といえば通常、急こう配区間など機関車1両だけでは登ることが難しい場合に、牽引力を増すために機関車を2両連結し運転するものです。
今回は、現在では貴重なSLならではの力強さと、かつての昭和レトロの光景を楽しんでもらいたいと、イベント運転として実施されます。
そんな貴重な運転ですから、乗車チケットはまさに〝プラチナ〟。チケットを入手できなかった人も多いと思います。
今回の「SL大樹重連運転」では、重連運転を記念する「SL大樹重連運転 記念乗車券」も10月1日から31日まで発売されます。
記念乗車券は1,000円(税込み)で、3枚の硬券が1セットになっているほか、台紙から「SL大樹」を引き出して2両連結できる仕様になっており、手元でも重連運転を再現して楽しめるそうです。
計3,000セット発売、1人5セットまで購入できるそうです。硬券は「一般式大人片道乗車券 東武日光から370円区間」「金額式大人片道乗車券 鬼怒川公園から370円区間」「金額式大人片道乗車券 東武ワールドスクウェアから260円区間」の3枚となっています。
発売は浅草駅、とうきょうスカイツリー駅、曳舟駅、亀戸駅、北千住駅など東武鉄道の計55駅ですが、券番号「0001~0010」の記念乗車券は、「東武鉄道公式ファンクラブ」において抽選発売で、駅での発売はないそうです。