〝子育て世帯ならでは〟64.3%が運転中のヒヤリ経験 アクサ損害保険の意識調査

子供を乗せたドライブ中に危険を感じた経験があるドライバーは64.3%と、子育て世帯ならではの「ヒヤリ」が発生-。全国のドライバーへのアンケート調査で、こんな結果が分かりました。

「アクサ損害保険」の「子育て世帯ドライバーの安全運転とリスク認知に関する意識調査」で、0~12歳の子供を乗せて月に2回以上運転する20~40代の全国のドライバー1,000人を対象に実施しています。

子供を乗せた運転中に注意力が散漫になったり、危ないと思ったりヒヤリとした経験を聞いたところ、64.3%のドライバーが「経験がある」と回答。

具体的な内容としては、「子どもが泣いて運転に集中できなかった」が28.3%と最多。次いで「子どもが食べ物をこぼしたり、吐いたりして運転に集中できなかった」が23.6%、「子どもがチャイルドシート(シートベルト)から出ようとして運転に集中できなかった」17.6%、「子どもに気をとられ、信号に気づくのが遅れたり、前の車に接近したり、車線のなかで偏ったりしたことがある」13.7%などとなりました。

また、子供と一緒のドライブで何に気を付けているかを尋ねた(複数回答)ところ、「急発進、急停止、急な割り込みなど乱暴な運転をしない」が66.1%でトップ。次いで「スピードを出さない」が58.9%、「車間距離を十分にとる」が49.3%などと安全運転の基本動作が上位を占めました。

その一方、「子どもに泣かれても冷静でいるように心がけている」が20.3%あり、車内でひとたび泣かれてしまうと冷静ではいられず、気になって運転に集中できない状況があることが想像されます。

チャイルドシートやシートベルトを正しく使用できていると思うドライバーは74.2%、正しく使用できないと思うドライバーは25.8%、その理由は「正しく使用できているか自信がない」「子どもが嫌がる」「急いでいたり、装着に手間がかかる」などだったそうです。

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