山本寛斎さんの思いを繋ぐファッション&ドキュメントムービー 「日本元気プロジェクト2021世界遺産ランウェイ in 富士山」

日本を代表する世界的デザイナーだった山本寛斎さん(1944-2020年)は、世界中でKANSAI SUPER SHOWや日本元気プロジェクトの開催、2008年G8洞爺湖サミットの会場・社交行事の総合プロデュースを手がけるなどデザイナーの枠を超え、幅広いジャンルで活躍したスーパープロデューサーでした。

中でも、「日本元気プロジェクト」は、ファッションを軸に「世界の人々が夢を持ち、その実現に向かって挑戦することで元気になってほしい!」という寛斎さんの思いを具現化するために立ち上げたイベントです。

その思いを繋ぐ「日本元気プロジェクト2021世界遺産ランウェイ in 富士山ファッション&ドキュメントムービー」がYouTubeで配信されます。

配信されるのは8月21日、28日で、21日は日本のファッションの歴史ともゆかりの深い富士吉田市各地を舞台に制作したファッションムービー。28日は、ファッションムービー制作の舞台裏を追いかけたドキュメントムービーだそうです。

「どんなときも、ファッションは人々を元気にするものであると伝えたい」という思いに共鳴した日本のファッションデザイナー、ディレクターが集結し、日本元気プロジェクトのためにファッションムービーとして制作したそうです。

参加デザイナーは山崎良太さん(ANTI)、小口大輔さん(HEMU)、 瀬戸川裕さん(HEMU)、高谷健太さん(KANSAI YAMAMOTO)ら。富士山信仰の聖地である北口本宮冨士浅間神社で収録されたランウェイシーンでは、プロジェクト参加デザイナーによって選出された日本や英国でファッションを学ぶ学生が製作した5作品と、「旭化成・中国未来の星デザインイノベーション大賞」を受賞した1作品が登場。

富士吉田市の老舗織物会社「光織物」の工場内に敷かれたレッドカーペットには、富士吉田市の地場産業の端材を用いたアップサイクリング作品が登場するそうです。

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