「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」 9月2日から5日まで草月ホールで朗読劇

新型コロナはさまざまな演劇、芸術活動も自粛を余儀なくされました。上演が中止になったり、延期されたりしたものも珍しくありません。

朗読劇「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」も公演が延期されていた1つですが、このほど9月2日から5日まで、草月ホール(東京都港区赤坂7-2-21)で上演されることが決まりました。

腐女子と同性愛者の少年。一見交わることのない2人の純真で誠実な恋愛青春ストーリーで、2021年秋には実写映画の公開もあり、〝カノホモ現象〟が起こりそうです。

原作は、Web小説サイト「カクヨム」に発表され、大幅加筆した小説「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」(浅原ナオト著、角川文庫刊)。

同性愛者であることを隠して日々を過ごす高校生・安藤純。純には既婚の中年男性のパートナーがいるが、同級生・三浦紗枝がBL(ボーイズ・ラブ)好きと知り、彼女と急接近する…。

性的指向にまつわる悩みや葛藤を一組の少年と少女を通して描かれる心の交流。複雑な感情が入り乱れ、悩みを抱える当事者もそうでない人も、必ず自分の物語として寄り添って読み解くことができる、究極の青春恋愛小説だそうです。

「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」は今秋、映画「彼女が好きなものは」として全国ロードショーが予定されているほか、続編として「彼女が好きなものはホモであって僕ではない 再会」が角川文庫より出版されるそうです。

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