1年前より支出額が増えた人は5割 「食品・飲料」、「旅行、レジャー」「外食、グルメ」で支出増

1年前と比べて生活全体の支出額が増えた人は5割。1年前よりお金をかけているものは「食品・飲料」が3割弱-。
インターネット調査、オフライン調査などを手がける「マイボイスコム」の「消費意識」に関するインターネット調査で、こんな結果が分かりました。調査は今回が9回目で、支出は2021年調査以降、増加傾向にあるそうです。

調査は「MyVoice」のアンケートモニターを対象に実施したインターネット調査で、9,746人から回答がありました。

「1年前と比べて、生活全体の支出額にどのような変化があったか」と尋ねたところ、「増えた」が20.5%、「やや増えた」が29.7%、「変わらない」41.8%
、「やや減った」5.6%、「減った」2.2%などとなり、「増えた」「やや増えた」を合わせると5割が増えたと回答しました。
この1年間でさまざまな商品の値上げが行われましたが、「変わらない」「減った」「やや減った」合わせると半数近くおり、節約に努めている人が多いこともうかがわせています。

一方、1年前と比べて生活全体の収入額が増えた人は、「増えた」「やや増えた」を合わせて1割強です。2021年調査でいったん減少しましたが、それ以降は増加傾向となっているそうです。

「1年前と比べて、どのようなものに金をかけているか」との質問(複数回答)では、「食品・飲料」が29.4%。「旅行、レジャー」「外食、グルメ」は2割前後で、いずれも2021年調査でいったん減少しその後増加しています。
1年前より収入が増えた層では、「食品・飲料」「外食、グルメ」「旅行、レジャー」のほか、「金融商品、投資」「衣料品、アクセサリー」の比率が高くなっているそうです。

また、今年お金をかけるのを我慢しているものがある人は6割強。我慢しているものは(複数回答)、「旅行、レジャー」が30.2%、「外食、グルメ」が20.0%。これらの上位2位と、「映画、ライブ、演劇、美術展など文化・芸術鑑賞」「デートや飲み会など、友人知人とのコミュニケーション」は、2021年調査でいったん増加しその後減少しているそうです。

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