奈良の漆器を学ぶ工房見学付き宿泊プランはいかが?「奈良ホテル」が3日間限定で

奈良公園隣接の小高い丘に建つ関西随一のクラシックホテル「奈良ホテル」(奈良市高畑町)は、宿泊プランの「奈良ホテルプラス」として「奈良の漆器を学ぶ!工房見学付きプラン【朝食付】」を販売しています。宿泊日は4 月17 日、18 日、19 日の3日間限定で、宿泊日の翌朝に工房見学ができます。

「奈良ホテルプラス」は、ここでしか味わえない文化・歴史を体験できる「地域観光」をコンセプトとし、奈良観光の知られざる魅力を知ってもらうというプログラム。これはSDGsのターゲット11番「住み続けられるまちづくりを」の取り組みのひとつでもあるそうです。

「奈良の漆器を学ぶ!工房見学付きプラン」は、奈良の伝統工芸「漆工芸」について学べるプラン。奈良県は日本の漆工芸発祥の地で、仏教伝来を契機とした「天平文化」とともに花開き、螺鈿、金銀平脱、平文など多種多様な技法を自由に駆使して、目の覚めるような美しい器物が作られました。

同プランでは、奈良の神社仏閣の漆塗に従事し、その再建・修復に貢献してきた塗師(ぬし)樽井宏幸氏を訪ね、奈良漆器の歴史や製法などについて学べます。
樽井氏は奈良の漆を扱う塗師の家に生まれ、父である春日大塗師職預、樽井禧酔氏に師事。近年では手向山八幡宮、御鳳輦(ごほうれん)新調、興福寺中金堂、薬師寺東塔にも携わったそうです。
今回は、実際に工房を見学し、樽井氏の話を聞くことが出来るなど、奈良県でしか体験することのできない、〝特別な奈良〟体験となります。

朝食はメインダイニングルーム「三笠」で和定食・茶がゆ定食・洋定食から選べます。料金は2人1室で1人21,000 円~( 新館スタンダードツイン33平方メートル)

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