彫刻家灰原愛さんのひな人形が誕生 いつまでも愛でたい姫と殿

こいのぼり製造の「徳永こいのぼり」(岡山県和気町)はこのほど、アート色の強い作家シリーズ「Atelier(アトリエ)」の第1弾として「灰原愛の雛人形」を発売しました。
独自の世界を展開する彫刻家のひな人形は木の温もりと優しい表情が特徴で、いつまでも愛でたくなる人形です。

「灰原愛の雛人形」は、開発担当者が「灰原愛」の「ひな人形があったら絶対ほしい」といった熱意を持ち、2年の開発期間を経て商品化が実現したそうです。

灰原愛さんは1981年 岡山県生まれの彫刻家。東京藝術大学、同大学院に学び、修了の翌年から個展やグループ展で積極的に作品の発表をスタート。伝統的な木彫りにアクリル絵具を融合させた作品で、独自の世界を展開し、現代彫刻界で注目を浴びる新星とされています。

「灰原愛の雛人形」を製作するため、灰原愛さんにオリジナル作品を依頼。伝統的なひな人形の意味は残しながらも顧客が共感出来るような現代風な顔と髪型を要望し、デッサンを元に、木を彫刻してもらいマスターモデルを作製したそうです。

灰原愛さんの世界観を実現するにあたっては、今までにない新しい技法で一から作ることに挑戦。試作を重ねて、無垢の木を一から彫刻し、一体ずつ手作業で塗装するという工程を経て、作品の優しい雰囲気を再現することに成功したそうです。

木を彫刻し作り上げた木の温もり、灰原愛さんの作品の特徴である優しい表情と、柔らかな色彩、灰原愛さんにしか表現出来ない優しい世界観により、他にはない新しいひな人形となっています。

サイズは 姫 H168×W222×D222ミリ、殿 H235×W222×D218ミリ。価格は238,000円(税込み)

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