ホテルニューオータニを運営する「ニュー・オータニ」はこのほど、結婚相談所のネットワーク「日本結婚相談所連盟」と協働し、結婚相談所「ホテルニューオータニ マリッジ コンシェルジュ」をオープンしました。結婚相談所連盟のネットワークシステムなどとホテルニューオータニの結婚式運営の経験などを融合させ、成婚数の拡大を目指しています。

厚生労働省によると、2020年の婚姻組数は戦後最少となる52万5507組となりました。また、2021年も減少傾向が続きました。

新型コロナウイルス感染症の影響が大きい部分もありますが、コロナ以前からも晩婚化や未婚化が顕著になっており、それが日本の少子化の要因となっています。

「ホテルニューオータニ」は、これまで5万組を超える結婚式をプロデュースし、新郎新婦の希望を形にしてきた経験やスキルが豊富。
一方、「日本結婚相談所連盟」は日本の深刻な課題である人口減少問題を解決するため全国3100社超の加盟相談所が連携、2021年は過去最多となる10402組（日本の婚姻組数2％に相当）の成婚を生み出したそうです。

「ホテルニューオータニ マリッジ コンシェルジュ」はそれらの知見を活かし、キャリアを積んだウエディングプランナーを中心に、プロのカメラマンやレストランのサービスや調理のスタッフなど、各部門のスペシャリストが連携し、ホスピタリティ溢れる独自のサービスを提供するサービスとなります。

また、ニューオータニホテルズを利用者で、厳正な審査を通過した人が入会できる「ニューオータニクラブ」メンバーに、同相談所の優待利用をしてもらうことで、ハイクラスな会員層の増加が期待されるそうです。