東横INNが〝眠りが分かるホテル〟に 睡眠状況を解析してくれる新サービス「すいみんPJ」

「毎日、よく眠れない」などと思っている人は多いようです。自分がどんな睡眠をしているかはなかなか分からないものです。眠っている最中に無呼吸状態と大きないびきを繰り返す睡眠時無呼吸症候群は、成人男性の3~7%、成人女性の2~5%程度に見られるそうです。

自分でどんな睡眠をしているか把握できればいいのですが、なかなかそうしたことはできません。

そうした中、ビジネスホテルの「東横INN」がこのほど、〝眠りが分かるホテル〟をコンセプトに睡眠状況を解析できる新サービス「すいみんPJ」をスタートさせました。

コロナ禍でストレスの多い日々が続くなか、睡眠の質を気にする人が増えているため、自身の睡眠を手軽に知ってもらい、必要に応じて睡眠改善を心がけるきっかけにしてもらいたいという思いで企画。9月10日から対象ホテル全430室で提供を開始し、2022年3月までに約800室に拡大予定だそうです。

「すいみんPJ」は、サービス対象の部屋に宿泊するだけで、当日の睡眠状況を解析し、翌朝、宿泊客のスマートフォンのアプリで睡眠結果を知ることができます。マットレスに設置した睡眠センサーが圧力を感知して睡眠データを取得するので、宿泊客は身体に測定機器をつける必要がなく、ベッドで眠るだけでいいそうです。

「睡眠満足度」「睡眠の質」「深い睡眠」「睡眠時間」「目覚めた回数」にそれぞれスコアを付け、合計スコアで判定します。また、「レム睡眠」「浅い睡眠」「深い睡眠」「覚醒」「離床」を時間経過ごとに色分けして表示したり、心拍や呼吸などもグラフ化したりしてくれます。

東横INNクラブカード会員様専用のサービスで、利用には東横INN公式アプリを事前にダウンロードする必要があるそうです。利用料は無料。

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