恵比寿にライブ感あるカウンター中華 男女の距離も縮まる中華料理店「中華Aoki」

中華料理店でカウンターに座り、向こう側の厨房で〝大将〟が豪快に中華鍋を振っている-。町中華ならよくある光景です。

しかし東京・恵比寿に4月21日にオープンする中華料理店「中華 Aoki」は、伝統的な四川料理をベースした中華料理を特注カウンター席で楽しめるカウンター中華。飲食事業やフィットネス事業などを手がける「そら」(東京都渋谷区)が開設します。

せいろの竹皮の香りが漂う店内は、天井高3.8mある開放的な空間。特注カウンターとアイランドキッチンがあり、目の前で手際よく盛り付けをする料理人の姿は、まるで劇場にいるようなライブ感を感じることができるそうです。
そのライブ感と食事で自然と会話が弾み、楽しいディナーをエスコートするのに打って付けな空間となります。

シェフは青木良輔氏。18歳で東京赤坂の名店「四川飯店」で伝統的な中華料理を一から修行。その後、「スーツァン・レストラン陳」で10年の修行を経て伝統的な中華料理を極めたそうです。今では、中華の名店譲りの正統な中華料理を大事にしながら、新しい技法などを用いて枠にとらわれずチャレンジし、世界にひとつだけの中華料理店を目指しています。

その青木シェフが提供するのは、四川料理をベースにした料理や中華料理と日本料理の技法や食材を組み合わせたオリジナルメニュー。

四川料理といえば麻婆豆腐ですが、同店の「正宗麻婆豆腐」は、3年以上熟成させた郫県(ピーシェン)豆板醤を使用し、熟成の深みがコクとあと引く辛さが特徴。香りが引き立つように直前に粉砕した花山椒と4種の香料を掛け合わせた五香(ウーシャン)が、本格麻婆豆腐特有の痺れを感じさせてくれます。

「フカヒレ煮込み 白湯スープ」は、繊維が細く歯切れの良いヨシキリザメを使用。口に含んだ途端にほどける繊維は、噛むごとにプリっとした歯応えを楽しめるそうです。

カウンター席以外にも店内奥には4人テーブル席や8人席の個室のほか、ソファ席もあるそうです。

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