国宝・松本城で初のレーザーマッピング 光と音が混じりあうスペクタクルな光景出現

日本各地には古くからの城や、再建された城などさまざまな城があり、城ファンも多いようです。その中で長野県松本市にある松本城は、戦国時代に造られた深志城が始まりで、現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城として知られています。

その松本城を中心としたイルミネーションイベントが開催されます。長野県松本市で12月1日から2022年2月28日まで、初開催される「松本市イルミネーション2021-2022」で、メインは「国宝松本城」を対象としたレーザーマッピング「松本城~氷晶きらめく水鏡~」。音と光が一体化した幻想的な光景が出現します。

松本城は年間を通してライトアップされていますが、それは残しながらより魅力的な松本城の姿を楽しんでもらおうと、レーザーマッピングを実施。松本城の特徴である水の張られた堀の水面に、城と光が反射するなど、通常は見ることのできない松本城の姿を楽しめるそうです。

また、「松本市イルミネーション2021-2022」では、「城下町が灯るAKARIキャンペーン」と題し、松本城だけでなく街中の各拠点で明かりが灯ります。

「千歳橋」、「大名町通り」、「松本城公園」に光が灯ります。松本城天守に向かうための代表的なルートである千歳橋、大名町通り、松本城公園に、レーザーマッピング「松本城~氷晶きらめく水鏡~」への期待を高めるかのように、光の道が出現するそうです。

「千歳橋イルミネーション」は、千歳橋に従来からあるガス灯のレトロな雰囲気を活かし、暖かみのあるイルミネーション。「大名町通りイルミネーション」は、千歳橋から松本城公園へ続く通りである大名町通りに、城下町ならではの落ち着いた色味の電球を街路樹に飾り、松本城へ向かう期待を高めます。

また松本城公園内はこれまで来た道とは打って変わって辺りが暗くなりますが、その暗がりの中、天守へといざなうように行灯照明が揺らめきます。

松本は澄んだ空気によって星の煌めきを楽しめますが、その自然の煌めきと松本城での光と音が混じりあうスペクタクルなレーザーマッピングは体感してみる価値がありそうです。

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